複雑系サウンド

 「手綱次第で、見事な走りも暴れも停止もする」、そのような「生きているかのような振る舞いをする音源」を特定する一般名称がなかったので、「複雑系」の名を借りて「複雑系サウンド」と命名した。どんなサウンドなのかは、プロフィールこちらのサイトを参照。

 音源を分類すると、複雑系サウンドは、全体論のカテゴリーに属し、物理モデル音源の中の自励式(管楽器や擦弦楽器など)を含む。物理モデル以外の複雑系サウンドとは、例えば、レスラー方程式の挙動を音に変換したもののように、生楽器の発音メカニズムを同定したものではない複雑系数理モデルが該当する。

 最後に(趣旨から逸脱するが)、複雑系に関して、興味深いサイトを見つけたので、自分の覚書のために引用しておく。なお、前述した「生きているかのような振る舞い」を理解するためには、当該サイトで引用している複雑性早わかりが参考になると思う。

音源の分類

塀瓦の塗装

 前回塗装から十数年経過し、見た目が悪くなったので、塗装の塗り替えを行った。前回は本塗装前にシーラーを塗ったが、シーラーの効果がよくわからないので、今回は(実験的に)シーラーなしで本塗装を行った。今後の参考情報として、以下に備忘録をまとめておく。なお、シーラーの要否は約10年経過後に追記予定。

①段取り1:作業効率化のため、塀瓦周辺の障害物(木の枝など)を除去。

②段取り2:塗装が剥げかかってる部分の処置。試しにフェルトディスクを装着したディスクグラインダでこそぎ取ろうとしたが、やっていくうちにフェルトディスクに塗装残りが付着し、うまく処置できなかったので、ネット情報に従い「ワイヤーブラシ」に切替えた。手作業だと時間を要するので、電動ドライバーにワイヤーブラシを装着することで時短を図った。塀瓦の側面と円弧面の接線部分が剥げやすくなっている。ブラッシングの後、刷毛などで削りかすを除去しておく。

③塗装作業:瓦専用の水性塗料とダイソーの刷毛(30mm羊毛)を使用。塗料の水分が揮発している場合は、水で薄めて使えばよい。刷毛サイズは、塀瓦の側面の幅(約30mm)と同サイズが塗りやすい。塗り進めていくと次第に刷毛が硬化して塗りにくくなるので、1日あたりの塗り枚数は10枚以下にすべし(5,6枚だと気楽)。二度塗りがおすすめ。一度目はあまり塗り斑を気にせず10枚分を手早く塗り、後で、塗り斑を軽く補完塗りするのが効率的。刷毛は水で洗浄できるが、自然乾燥に1~2日必要なので、毎日塗装作業する場合は、最低2本の刷毛を交代で使用すればよい。

④後処理:塗装後、約30分で乾く。因みに塗装中に仲良しの野良猫が遊びに来て瓦塀に乗ったが、ギリ乾いていた部分だったので事なきを得た。完全に乾いた後に、雨水などの水滴が付着すると、付着部分の色が薄くなるが、乾けば元に戻るので心配無用。刷毛の水洗浄(散水ホースを使用)。

⑤その他:缶の蓋は、ペンチで開け、トンカチで閉める。マイナスドライバーだと開けるのに時間がかかる。←日々発生するので意外に大事。

     塀瓦の塗装前と塗装後        主要な準備物(猫は不要)

窓の結露防止

 冬場、暖房の効きをよくするためには、窓に厚いカーテンを設置するのが常套手段だが、我が家の窓ガラス(普通タイプ)は結露が発生するので、結露対策としてプチプチエアークッションを設置した。その結果、結露量がかなり抑制されたので、カーテンや床面のカビ防止につながると期待している。今後の参考情報として、以下に備忘録をまとめておく。

①三層構造エアークッション(1000cm×90cm)をコーナンで購入。晩秋の頃に安売りしていたので、1518(税込)で購入。貼るガラスの適否が記載されているので、購入前にチェックすべし。

②事前に雑巾で窓の汚れをとった上で、はさみで適当なサイズに切り取り、同梱の両面テープで窓に貼る。

③エアークッション上にも、いくぶん結露は発生するので、最下部は遊び(結露受け)を設けるべし。

④採光や見通しに悪影響を及ぼすので、設置個所は要検討。

 エアークッション自体に冷暖房効果があるので、オールシーズン貼りっぱなしでよい。因みに、夏場の直射日光が原因する酷暑対策は、反射フィルム(アルミシート)の方が効果的だと考える

   右側(カーテン収納エリア:採光不要)のみエアークッションを設置

 

鉄柵の塗装

 2年前に宮仕えを卒業し時間的余裕ができたので、今年から冬場(休耕期間)は、長年手つかずになっていた自宅外部の補修に着手した。まずは手始めに、鉄部(門扉/玄関/換気扇フード/鉄柵)の塗装を行った。以下、次回塗装時のための備忘録を残しておく。

アサヒペンの油性塗料(黒・ツヤあり)と、うすめ液と、ダイソーの刷毛(15mm羊毛)を使用。動物毛は塗ったときの伸びが良い。「ツヤあり」は対候性が高くハイグレード感がある反面、場所によっては刷毛ムラが目立つので、次回は場所に応じてツヤ消しも試してみたい

②事前に汚れを濡れ雑巾でふき取っておく。頑固な汚れはディスクグラインダー(フェルトディスク)等で研磨すべし。

③塗料は小さい缶(刷毛が入る範囲)が容器に移し替える手間が省け扱いやすい。長時間塗っているとペンキ粘度が高くなり塗りにくくなるので、「うすめ液」で粘度を調整しながら塗るべし。但しうすめすぎると、一度塗では済まなくなり工数が増えてしまうので要注意。一度使用した筆はうすめ液に浸せば再利用可。

④マスキングなど段取りをせずとも、うすめ液とティッシュで消せるので、気軽に着手すべし。

冬大根

 遅ればせながら、昨日、冬大根の初収穫を行った。晩秋から冬場にかけては、日当たりが悪く(お隣の二階が遮蔽壁となり)、夏大根より生育スピードが遅いので、その分生育時間を稼ぐべく収穫時期を遅らせたわけである。日照不足の改善策としては、畑の外周(防鳥ネット)の上部北側に反射シート(車用のサンシェードが設置しやすいし強風に耐えられる)を設置することで間接光が大根葉に当たるようにしている

 冬大根(秋まき)は、10月いっぱい迄は防虫対策が必要となるが、それ以降は、ほぼ放置状態(雨水と半月間隔の軽い追肥)で写真の通り育つので育てやすい野菜と言えよう。夏大根より冬大根の方が虫被害が圧倒的に少ないので、大根葉レシピの品質も期待がもてる。また寒いせいか、夏大根に比べ、とうがたつ時期も遅そうなので、冒頭に記載の通り、収穫を遅らせても品質にはさほど影響がないと考えている。今後の参考情報として、以下に備忘録をまとめておく。

①残暑越えてから種まきすべし(今年は10月初旬)。9月は発芽するも残暑で死滅(遮光ネットをしても高温にやられる)。

②直根性植物なので直まき必須。ポット移植も試してみたが失敗。

③夏大根と同様、本葉が出た頃に土寄せ(茎折れ対策)が必要。

④害虫駆除(種まき~10月いっぱい):ほぼバッタ。葉の表に糞が見つかれば、どこかに潜んでいるので、畑全体を棒で脅し、ジャンプしたところを(お詫びしながら)仕留める。次回チェックのために糞は除去しておく。なお葉っぱの芯は折れやすいので、葉をひっくり返したチェックはしない方が無難。

⑤粘土質なので夏冬ともにマルチせず(参考記事)。

⑥当方は辛い大根おろしに目がないが、冬大根は辛味が弱かった。寒さで凍結しないよう糖分をたくわえるから甘いとのこと。鍋やおでん向きなのだろう。

 

追記@2024年4月:初収穫@2023年の年末以降、大根を食さない日はなかったが、すべてを収穫し終えるのは4月中旬以降になりそうである。以下は備忘録(今後の参考)。

1)できるだけ痛まずに保存するためには、消費スピードにあわせて順次収穫していくのが合理的(冷蔵庫より畑が勝る)。因みに、とうが立ったのは4月に入ってから。

2)当初予想通り、冬大根は10月以降、「雨水と半月間隔の軽い追肥」だけで育つので手がかからなかった。但し(冬場なので)食害は殆どなかったが、収穫した大根葉にカメムシや芋虫を見つけたので調理前は要注意。

3)次期(春の)植え付けは、すべてを収穫し終えてからではなく、空いた畝から順次行えば無駄時間を稼ぐことができる。

4)大きなミミズたちのお陰で、耕す必要がなかった。

大根のサイズ:L40cm×Φ6.5cm

 

残土処分(無料)

 過去の記事に記載したとおり、自宅の庭の一部を大根畑にすべく、1m強の深さを掘り起こし、一部の土(粘土)腐葉土や落ち葉を混ぜ合わせた上で、埋め戻す作業を行った。その結果、水はけの良い畑になり、及第点をあげられる大根を収穫することが出来た。ただし副作用として、約3t(土嚢袋300袋)の残土処分が必要となった。

 市のゴミ収集には残土は出せないので、いくつかの産廃業者から残土廃棄の見積もりを取った結果、約15万円(約50円/Kg)の費用がかかるとのこと。自分でダンプをレンタルして残土中間処理場に持っていけば、約3万円(廃棄:約1万円+4tダンプレンタル:約2万円)で済みそうだが、土嚢袋ごとの廃棄はできないなどの制約があることと、(高齢者ゆえ)事故リスクが気になり、二の足を踏んでしまった。

 が、窮すればなんとやらで、この記事に巡り合い、さっそく地元情報サイト「ジモティ」に、残土の写真(粘土質と判るような画像)つきで、無償提供できる旨を広告した。その結果、半月の間に、約200件の閲覧(うち2件の引き取り依頼)があり、約100袋(約1t)を引き取りに来られた。用途は庭のリフォームや農業に利用されるとのこと。まさに無料マッチングアプリのひとつと言えよう。因みに「ジモティ」に広告を掲載して数日経過後、ジモティより「問い合わせアップのコツをお教えします」という表題で、身分証認証(運転免許証やマイナンバーカード等の一部をブランクにした画像提出)のレコメンドがあったが、ハッキングリスクを否定できないので、非対応とした。結果的には、非対応でも(上記の通り)実際に引き合いがあったし、「お気に入りフラグ」もたっていたので、「そんなの関係ねー」でいけばよいかと。

 ともあれ、すべて処分できるまで、「ジモティ」を継続利用させて頂く予定だが、一方で、籾殻などでフカフカ土に改良し、畑の畝を高くしていくことで、日当たり改善に役立てていくことを考えている。まあ数年かかる作業だが、あせる人生でもないので、費用かけずに楽しみながらぼちぼちとやっていこうと思う。ちなみに籾殻もジモティで取引されているが、Amazonと比べると意外と高値の気がした

追記:ジモティ投稿から約2ケ月で、土嚢袋300袋(3t)のうち、約200袋を引き取って頂くことができた。

残土引き取り依頼@ジモティ

アルミシートの意外な使い方

 夏本番となり、2階の出窓からの朝日の熱を抑えるために、たまたま見つけたアルミシート(ブランド:RunwayCharmを導入したところ、かなりの断熱効果が認められた。このシートは、防災グッズ(保温用シート)としてamazonなどで販売されている安価(300円@一枚)なシートだが、アルミが蒸着された薄いフィルムなので、いわゆる反射シートとしても活用ができる。ちなみに反射シートをホームセンターで探してみた結果、車の日よけシートか園芸用マルチシートしか見当たらず、出窓の断熱用として利用できる製品は見当たらなかった。

 さて、我が家の2階の出窓は、東側から朝日を取り入れる機能があるので、冬場は暖房用としてありがたい存在である。しかし、こと、夏場は邪魔な存在になる。そこで、夏場は、出窓のすぐ手間に第一断熱カーテンを、更に手前に第二断熱カーテンを設置し(二重構造にし)、更にエアコンを効かすことで酷暑を凌いでいたが、第一断熱カーテンに替えて、このアルミシートを設置したところ、エアコンが不要になる(扇風機だけで凌げる)レベルまで断熱効果が改善された。設置は至って簡単。アルミシート(約210×130cm)を適当なサイズにはさみで切り取り、その上辺を出窓の金具部分にマグネット止めすることで簡単に設置/取り外しができるので、夏/冬の切替も楽である。金具部分がなければ普通の両面テープで固定すればよい。

 断熱効果以外にも優れた点があり、外の様子を確認できる程度の透過性がある上、外から室内は見えないのでプライバシーも確保できる。いわゆるマジックミラーのようなものだ。また、ごく僅かに外からの光を通すので、部屋が暗くなる心配もない。

出窓からの熱波を遮るアルミシート(激安、設置が楽)