塀瓦の塗装

 前回塗装から十数年経過し、見た目が悪くなったので、塗装の塗り替えを行った。前回は本塗装前にシーラーを塗ったが、シーラーの効果がよくわからないので、今回は(実験的に)シーラーなしで本塗装を行った。今後の参考情報として、以下に備忘録をまとめておく。なお、シーラーの要否は約10年経過後に追記予定。

①段取り1:作業効率化のため、塀瓦周辺の障害物(木の枝など)を除去。

②段取り2:塗装が剥げかかってる部分の処置。試しにフェルトディスクを装着したディスクグラインダでこそぎ取ろうとしたが、やっていくうちにフェルトディスクに塗装残りが付着し、うまく処置できなかったので、ネット情報に従い「ワイヤーブラシ」に切替えた。手作業だと時間を要するので、電動ドライバーにワイヤーブラシを装着することで時短を図った。塀瓦の側面と円弧面の接線部分が剥げやすくなっている。ブラッシングの後、刷毛などで削りかすを除去しておく。

③塗装作業:瓦専用の水性塗料とダイソーの刷毛(30mm羊毛)を使用。塗料の水分が揮発している場合は、水で薄めて使えばよい。刷毛サイズは、塀瓦の側面の幅(約30mm)と同サイズが塗りやすい。塗り進めていくと次第に刷毛が硬化して塗りにくくなるので、1日あたりの塗り枚数は10枚以下にすべし(5,6枚だと気楽)。二度塗りがおすすめ。一度目はあまり塗り斑を気にせず10枚分を手早く塗り、後で、塗り斑を軽く補完塗りするのが効率的。刷毛は水で洗浄できるが、自然乾燥に1~2日必要なので、毎日塗装作業する場合は、最低2本の刷毛を交代で使用すればよい。

④後処理:塗装後、約30分で乾く。因みに塗装中に仲良しの野良猫が遊びに来て瓦塀に乗ったが、ギリ乾いていた部分だったので事なきを得た。完全に乾いた後に、雨水などの水滴が付着すると、付着部分の色が薄くなるが、乾けば元に戻るので心配無用。刷毛の水洗浄(散水ホースを使用)。

⑤その他:缶の蓋は、ペンチで開け、トンカチで閉める。マイナスドライバーだと開けるのに時間がかかる。←日々発生するので意外に大事。

     塀瓦の塗装前と塗装後        主要な準備物(猫は不要)