残土処分(無料)

 過去の記事に記載したとおり、自宅の庭の一部を大根畑にすべく、1m強の深さを掘り起こし、一部の土(粘土)腐葉土や落ち葉を混ぜ合わせた上で、埋め戻す作業を行った。その結果、水はけの良い畑になり、及第点をあげられる大根を収穫することが出来た。ただし副作用として、約3t(土嚢袋300袋)の残土処分が必要となった。

 市のゴミ収集には残土は出せないので、いくつかの産廃業者から残土廃棄の見積もりを取った結果、約15万円(約50円/Kg)の費用がかかるとのこと。自分でダンプをレンタルして残土中間処理場に持っていけば、約3万円(廃棄:約1万円+4tダンプレンタル:約2万円)で済みそうだが、土嚢袋ごとの廃棄はできないなどの制約があることと、(高齢者ゆえ)事故リスクが気になり、二の足を踏んでしまった。

 が、窮すればなんとやらで、この記事に巡り合い、さっそく地元情報サイト「ジモティ」に、残土の写真(粘土質と判るような画像)つきで、無償提供できる旨を広告した。その結果、半月の間に、約200件の閲覧(うち2件の引き取り依頼)があり、約100袋(約1t)を引き取りに来られた。用途は庭のリフォームや農業に利用されるとのこと。まさに無料マッチングアプリのひとつと言えよう。因みに「ジモティ」に広告を掲載して数日経過後、ジモティより「問い合わせアップのコツをお教えします」という表題で、身分証認証(運転免許証やマイナンバーカード等の一部をブランクにした画像提出)のレコメンドがあったが、ハッキングリスクを否定できないので、非対応とした。結果的には、非対応でも(上記の通り)実際に引き合いがあったし、「お気に入りフラグ」もたっていたので、「そんなの関係ねー」でいけばよいかと。

 ともあれ、すべて処分できるまで、「ジモティ」を継続利用させて頂く予定だが、一方で、籾殻などでフカフカ土に改良し、畑の畝を高くしていくことで、日当たり改善に役立てていくことを考えている。まあ数年かかる作業だが、あせる人生でもないので、費用かけずに楽しみながらぼちぼちとやっていこうと思う。ちなみに籾殻もジモティで取引されているが、Amazonと比べると意外と高値の気がした

追記:ジモティ投稿から約2ケ月で、土嚢袋300袋(3t)のうち、約200袋を引き取って頂くことができた。

残土引き取り依頼@ジモティ